『シアワセナジカン』〜✳︎stitpoohの子育てブログ✳︎〜

男の子1人を育てるアラフォー主婦。基本は子育ての色々を書いてますが、日々のあれこれ・食べもの・極たまに闇を綴ってます。

薬の飲ませ方が難しい!➖食べ物に混ぜて良いんだ⁈ー

stitpoohです。

 

年末年始で王子の発熱&喘息で、お正月感がほとんどなかった我が家ですが、1/4にかかりつけの病院に行って、再度吸入と鼻水吸引をしてもらい、なんとか回復の兆しが見えてきました。

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 王子は病院で診察を受ける時に、自ら進んで『あーーん』をします。ペンライト片手にもう片方で『舌圧子』を使って舌を抑え、喉を見るのですが、この舌圧子が苦手な子供が多いようで、先生がそれを使わず見ようとすると王子は『これ、これ』と言って舌圧子を催促しました(笑)先生もさすがに驚いて『えっ?これ好きなの⁈』と半信半疑でしたが、王子の満足そうな表情を見て『珍しいねぇ』と言ってました。

今回も吸入をして、吸入後に再診察だったのですが、再診察の時は胸の音を聞くだけで良いのに、王子が『あーーん』を催促したので、先生も仕方なく『そんなに好きならあげるよ。家でやって貰ってね。』と言って、舌圧子をくれました‼︎

先生、すみません…(汗)

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パパに『あーーん』やってもらって満足気です(笑)

 

前置きが長くなりましたが、子供に薬を飲ませるのに結構苦労しませんか?

今回の年末年始の風邪&喘息で出させた薬は

・カルボシステイン(痰を出しやすくする薬)

・モンテルカスト(喘息の薬)

 

上記2つは進んで飲むことはなくても、なんだかんだ飲みます。ちなみにモンテルカストはもう2ヶ月以上毎晩飲んでます。

王子は基本、風邪か喘息でしか病院に行かないし、薬も上記2つがほとんどで、正直、薬を飲ませるのに苦労したことがありませんでした。

(解熱剤は座薬にしてもらってます。)

 

ただこの年末年始の風邪&喘息の少し前に、王子が『ノロ』になりました。

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この時に出された薬を飲ませるのに、本当に苦労しました。

『ノロ』と言っても結局は胃腸炎なので、胃腸炎と同じ薬を出されます。この時王子に出された薬は、吐き気止め(座薬)と整腸剤。

この整腸剤を飲ませるのに、親はとんでもない労力を使い、王子にとってはそれはそれは恐怖だったのではないかと、今は思います。

 

整腸剤って、大人が飲んでもおえっとなるほどマズイ(苦い)ものです。たかだか3歳になったばかりの子供にしてみたら、そんなもの飲むことなんて苦痛でしかありません。

私の飲ませ方は、初めはとにかく励ます・応援する。それがダメならモノや、〜に連れてってあげるなどで釣る。本来ここでなんとかなれば良いのですが、そこはさすがの王子。全く釣られません。そして自他共に認める短気な私。もう我慢出来ません。

『じゃあもう飲まなくていい!ずっと具合が悪くてどこにも遊びに行けなくても、美味しいもの食べられなくても良いんだね‼︎』

と、ほぼ脅しとも取れる言葉を投げては自己嫌悪の繰り返し。

それでも飲まない王子にスポイトを使って飲ませることに成功!と喜びも束の間、スポイトを口に入れようとすると、何がなんでも口を開けないぞ!という王子とまた対峙することに…

これは私の飲ませ方。

 

私がパートでいない朝や旦那が休みの時は、旦那にお願いしてました。

 旦那は有無を言わせず、泣きじゃくる王子を押さえつけて無理矢理飲ませてました。正直、さすがにこれは…と思いながらも、私自身どうやって飲ませたらいいのか分からず、『とにかく飲ませなきゃ』という気持ちの方が強く、この旦那のやり方に口を出せないでいました。

 

そしてこの悪戦苦闘してる中、旦那の実家でのXmasパーティーに行きました。その日ももちろん薬を飲ませなければなりません。

相変わらず旦那が王子にその飲ませ方をしようとしたら、すかさず義父に『そんな飲ませ方はかわいそうだ!もっと飲ませ方を考えろ。』と言われました。

ですよね……

 

そこですかさず義母・義妹がやってきて、あの手この手で王子に薬を飲ませようとします。ただそれを見ている私と旦那…なんか恥ずかしいやら、王子に申し訳ないやらで、私は涙が出そうになりました。

 

なんでこうなったのか。

私の固定概念がそうさせたように思います。

私は『薬は水かぬるま湯で飲む』というのが当たり前で疑ったこともありませんでした。

『おくすりのめたね』みたいなゼリーは、それ用に作られているから、普通のゼリーと違う(成分とか)もの。普通の食品に薬を混ぜて食べさせる(飲ませる)という考えが1ミリもありませんでした。

 

そんな中義母・義妹が王子が大好きなイチゴを食べさせ、すかさず薬を流し込むということをやっているのを見て、『薬飲ますためならなんでもやっていいの⁈』とさえ思いました。

けどあとあと調べたら、ヨーグルトとかアイスとかチョコレートに混ぜて飲ますことは、みなさん普通にやってることなんだと知りました…

 

あぁ、私がただ無知だっただけなのね……

 

『薬飲ますためならなんでもやっていいの⁈』

は、私たち夫婦でした…

王子に本当にかわいそうなことをしたなと、心から反省しました。

 

原則として水・ぬるま湯で飲ませるのが好ましいのだとは思いますが、とにかく薬を体内に入れることが先決だし、何より普段飲めてる薬も飲まなくなるのは困ります。

『薬を飲む』ということ自体に、抵抗を感じないようにしてあげなくてはいけませんね。

本当に子育ては日々勉強ですね。

 

ただひとつ言っておきたいのは、王子はあれ以降、イチゴを食べなくなりました…

1人でワンパック食べてしまうほど、大好きだったのに…

王子の中で『イチゴを食べると、あの薬を飲まなきゃ』という、トラウマみたいなものが残ったのかもしれません。

 

手段を選ばず成功しても、やはりあとでつけは回ってくるのか。

イチゴはそのうちまた食べるようになるかもしれませんが、色々考えさせられた一件でした。

 

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