『シアワセナジカン』〜✳︎stitpoohの子育てブログ✳︎〜

男の子1人を育てるアラフォー主婦。基本は子育ての色々を書いてますが、日々のあれこれ・食べもの・極たまに闇を綴ってます。

“毒母”という言葉と、実母との関係を考えてみた

 こんにちは、stitpoohです。

 

突然ですが、みなさん、実のご両親との関係ってどうですか?すこぶる良好な方も、ほぼ疎遠…みたいな方もいらっしゃるかもしれませんが、今回は私と実母の関係を書いてみよう思います。

 

《旦那曰く、実家帰省あるあるが起こった》

今年の7月下旬から5日間、我が家は私の実家鹿児島に帰省しました。実は真夏に帰省するのが私自身とても久しぶり。旦那や王子に至っては初めてなので夏を満喫するために、帰りました。実際、海だ、山だ、プールだ、と実家の両親のお世話になり、満喫した訳ですが…

 

次の日に帰るという夜にそれは起こりました。

2人の兄やその家族みんなで最後の晩餐を楽しみ、みんなが帰った後、旦那が近くのコンビニでアイスを買ってきて、王子に食べさせてた訳です。時間も時間だし、王子は歯みがきもした後。私がちょっと何してくれてんの?あとでちゃんともう一回歯を磨いてよ!!みたいなことを言った訳です。

それを聞いてた母が、

『あんたちょっと王子に厳しすぎる。◯◯さん(旦那)もかわいそう。あんたが厳しすぎるから、王子はイヤイヤがひどいんだ。』

と、言われた訳です。

私は極力冷静に、

『こっちは親の責任として厳しくするところはしてる。そっちにとっては孫だから責任はない考えだろうけど、私は私なりにやることをやらなきゃと思って育ててる。』

 

『あんたは、なんでもマニュアル通りだから。私が言ってもあんたは聞かないと分かってたけど、やっぱり言わずにいられなかった。』

 

これだけ聞いたら、ただの親子の会話でもありそうなんですが、私がアルコールが入ってたのもあると思います。

 

ただそれより、今までの親子の歴史がそれを超えて、この話しがヒートアップしていく訳です。

 

《私が母に求めるコトと、私が実家から遠ざかるワケ》

私はとにかくこの時期本当に王子のイヤイヤに悩んでました。どうしてだろう、どう対応したらいいんだろう…ネットで検索したり、先輩ママに相談したり。

私の接し方が影響してるのかな、そうも感じてました。

だから母がいうことはズバリだったのでしょう。

だからなおさら私は、なんで母は味方してくれないんだろう。一番に味方になってくれるのが母ではないのか…

勝手な甘ったれた感情と言われればそれまでですが、そのいつも変わらずトゲトゲした言い方が、とても悲しくやるせない気持ちになりました。

 

思い起こせば里帰り出産で実家にいる時も、正直早く自宅に帰りたいと思った。

鹿児島から東京の短大に進学する時も、この学校に行きたいからではなく、とにかく実家から出たかった。

上京してホームシックで毎日お母さんに電話をしてる友達の気持ちが分からなかった。

 

なんでこんなに実家から離れたいんだろう。

正直分からないまま過ごしてきました。

 

「そうか、私は母から離れたいんだ。」

 

そんなこんなを私は支離滅裂に泣き叫んでいました。

 

『どうしていつもそんな言い方するの?私はお母さんに一番の味方になって欲しいのに!!』

それを言ったのは覚えてます。

 

『まだ、あんたが小学生位の時にも同じことを言われた。私はあんたを今まで抱きしめてあげることが出来なかった。』

 

 

母は私を産んですぐ病気になり、けっこう長いこと入院していたらしいてす。その間私は父方の祖母に育てられてたらしいのですが、母が退院した日に、私に『おいで』と言ったら、私は祖母の後ろに隠れたそうです。

母はそれがショックで仕方がなかった。おそらくその時母は、どうしようもない、言葉では表現出来ない感情が私に対して湧いたのでしょう。それがずっと心のどこかにあり、事あるごとに言葉となって出てきた。

 

《親子だからこそ、さらけ出せない。お互い意地を張るのが親子なのかな…》

結局帰省最後の夜は、母と私が抱き合って終わるという結末で終了。正直お互い全てのわだかまりが解けたとは言いがたく、なんとなくちゃんちゃんと終わり、次の日にはいつも通り。

そこが実の親子の良いところでもある訳ですが…

 

 ちょっと前に昼間のワイドショーで、毒母について特集してましたが、うちの母はあんな風に完璧な毒母ではないです(笑)

母と娘、父と息子のように同性同士の親子関係って、その家庭で大なり小なり、何かしらのモヤモヤがあるように思います。

 

私は王子しか子供がいないので、女の子を育てるってちょっと怖いって思ったりもします。

ただ私の育ち方が異性である王子にも影響するのは確実なので、現在子育てしてる自分を客観的に見てみることを忘れないようにしたいですね。

 

《離れてみて分かることと、言葉にすることの大切さ》

ここまで読むと、私と母の関係が悪そうな感じですが、決してそんなことはなく、むしろ離れているからこそ、日々親の有り難みを実感しています。

側にいると、近くにいすぎると、当たり前になりすぎると、存在自体が有り難いのに、忘れてしまいそうになります。

 

昨日は敬老の日

旦那の両親、私の両親に、王子の写メと一緒に、王子が言ってる風に、

『じいちゃん、ばあちゃん、いつもありがとう。いつまでもげんきでね。』

と、LINEを送りました。

 

感謝の気持ちを言葉にするのはもちろんですが、要所要所でお互いの気持ち(意見)を、例え喧嘩腰になろうとも、「伝える」って大事。

なかなか出来たもんじゃないけど…

 

そんなことをふと考えた敬老の日でした。

 

 

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