実録!隣の事件簿③➖お隣さんの一件が他人事ではない。親の介護問題について➖
stitpoohです。
昨年師走に起こった、お隣さんの『嫁姑問題』の続きです。
嫁と姑が 取っ組み合いの喧嘩をしたという、にわかに信じがたいことがあったお隣さん。
嫁からの非礼に腹が立ってしょうがなくても、取っ組み合いの喧嘩の次の日に、お母さんの方から嫁に謝ったそうです。
何故謝ったのかー
『将来、自分たちの面倒を見てくれるのは嫁しかいない。嫁しか頼れない。こっちが我慢すればいい。』
だから謝ったらしいです。
(子供は息子1人なので、他に頼れない)
正直、今時嫁(子供達)に面倒見てもらおうと思ってる親がいるんだと思ってしまいました。
将来的に病気なんかで介護が必要になるかも…という不安からそう思うことろもあるのかもしれませんが、そういうの抜きにしたら『嫁の世話になんか絶対なりたくない。自由気ままに暮らしたい』と、私たちの親世代は思ってるんだろうと思ってました。
私は実の両親も義理の両親にも、その時(介護が必要になった時)がきたら老人ホームや介護施設に入ってもらって、日常のことはプロにお任せして、家族はそこに会いに行く…というのがお互いに精神的な負担や体力の負担を感じず良いのではないかと思っています。
ただそこには金銭的な問題がどうやっても絡んできます。そうしたいと思っていても、それなりの資金がないとどうしようもありません。
親がそこまで考えて蓄えを残しているかー
子供が親のために出せる経済的余裕があるかー
『子供が親のために…』そうしたいのはやまやまでも、現実は難しいです。正直私たち世代でごく普通の一般家庭では、無理ですね…
まず4人の親達には、楽しみを持ちながら、自分の身の回りのことがそれなりにやれる状態で生涯を終えて欲しい、という誠に自分(子供)勝手な理想があります。
けどこれは親自身もそうでありたいと考えている理想ではないかとも思います。
けど現実はそんなに上手くいかない、甘くない。ということももちろん分かってはいますが。
義理の両親は昨年還暦を迎えました。
今時の還暦なんてまだまだこれからの時代なので、義理の両親に関しては今のところ『介護問題』に関して本気で考えなくても大丈夫かなという余裕があります。
私の両親はもう70歳に手が届くところです。この位の年齢になると、そろそろ本気で考えなければなりません。しかも私の実家は九州なので、何かあってすぐ駆けつけられる距離ではないです。2人の兄達に頼らざるを得ないのが現実ですが、はたしてそれもどうなのか。嫁に出れば関係ない…なんて言えないですよね。
親の介護問題と、遺産相続は家族をバラバラにさせる最要因です。
どんなに仲が良い兄弟もこの2つの問題で必ずモメるというのが定説。
ちなみに義母は『子供達の世話になる気はない』と公言してますが、義父は子供達(いや、長男である旦那と私)に世話になる気満々です。
実の両親はどう考えているのか。
聞いたことないな…
旦那ともお隣さんの一件を話した時、これから自分達にも必ずやってくる問題を、今まではまだまだ先…なんて後回しにしてきたけど、そろそろ真剣に考えて、家族ともそういう話をしていかなくちゃな…なんて、とても他人事とは思えない、真剣に近い将来やってくるであろう問題を突きつけられた気分でした。
このお隣さんの一件だけを考えると、私は普段からお隣さんはお母さんとしか話しをしないし、この一件でもお母さんからしか話しを聞いてません。
本来喧嘩は両方に言い分があり、両方に原因があるので、片方の話しだけではこの騒動の本筋は見えません。
けどこの一件で分かることは、嫁にどんな非礼があっても、『面倒をみてくれるのはこの人しかいない』という不安が、お母さん達を弱い立場にさせてしまってるということ。なので同居を解消するという選択肢はお互いないのではないかと思います。
ということは、今回のような事件がまたいつ起こるか分からない…
冗談抜きで、本当の『事件』だけにはならないように願うだけです。
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